苦しい嫉妬の感情に振り回されなくなる方法。

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強い嫉妬心を乗り越えるにはどうすればよいのか?

嫉妬心とは誰にでもあるもの。
しかし強い嫉妬心は相手のみならず自分まで苦しくさせてしまいます。
よくネットや本で「嫉妬をしなくなる方法」というのを見かけると思いますが、あれって根本改善はされないんです。

例えば
 ・自分磨きをする
 ・趣味をつくる
 ・仕事に没頭する
 ・ときめくことを見つける

これらをしたら嫉妬をしなくなるのでしょうか?
考えないようにしようとすればするほど気になって仕事に集中できなかったり、
”嫉妬が悪化した経験”ってありますよね。

結論から申し上げますと

嫉妬心を感じた時に乗り越える方法はただ一つ。
”自己受容”ができる人になること。

みなさんは嫉妬の本質について考えたことはありますか?
愛していたら、多少のやきもちや嫉妬は妬くのものです。
しかし、嫉妬はネガティブな感情だからといって、自分の感情を押し殺していたりする人もいますよね。

そこで嫉妬心に振り回されない為に重要なのが”自己受容”なのです。

そもそも”自己受容”とは?

自己受容というのは「ありのまま自分を認めて受け入れていくこと」を意味します。
ダメな自分、出来ない自分、ネガティブな自分も全部ありのまま受け入れることが重要です。


その時、自己受容が出来る人と出来ない人で捉え方が大きく変わってきます

この自己受容が不足すると、次のような状態になってしまいます。

  • 自分に自信がない。
  • 本音が言えない。
  • 相手のことを疑ってしまう。
  • どこか打ち解けられない。
  • 素直に甘えられない。

例えば、パートナーが他の異性と楽しそうに話しているだけで、嫉妬をしてしまった自分がいるとします。
大好きだったら、多少のやきもちや嫉妬は妬きますよね。
その時、自己受容が出来る人と出来ない人で捉え方が大きく変わってきます。

自己受容が出来ている人はパートナーに対して「愛しているから嫉妬してしまう」ということを素直に伝えられます。
嫉妬している自分が悪いとも思ってないので、言われた相手も重く感じないのです。

しかし自己受容ができてない人は、その嫉妬心が恥ずかしいことだと思い隠してしまいます。
その結果、どんどん嫉妬心が膨らんでモヤモヤしてしまい、こんな自分は最低だと落ち込んでしまいます。
本当は大好きなのに、別れたいと言ってみたり、相手を困らせてしまい、自分自身もよくわからないモヤモヤに振り回されることになるでしょう。

長続きするカップルはお互いに自己受容が出来ていたりします。

ではどうやったら”自己受容”が出来るようになるのでしょうか?
自己受容していく為の具体的なステップを説明していきます。

まず最初に
自分の感じている気持ちを全部声に出して吐き出してみて下さい。


例えば
 「彼氏が○○ちゃんと楽しそうに話していることに今すごく嫉妬してしまっている」
 「私も仲間に入りたいのに入れなくてモヤモヤする」
 「今ふつふつと怒りが湧いてきています」


といったように、自分の心のモヤモヤを具体的に言葉にしてみてください。

自分で自分の心の声を聞いてあげるのです。
そしてそれを受け入れてあげましょう。
重要なのは、その気持ちに蓋をしてしまわないことです。
小さなモヤモヤを見つけては、その都度声に出して聞いてあげることがポイントなのです。
まずはそれを毎日習慣化してみて下さい。

そして、自分の内側の感情を素直に出せるようになったら、次のステップです。
怒りや嫉妬、どんな感情に対しても と認めて許可を出してあげましょう。
“そんな自分もOKだよ”と認めて許可を出してあげましょう。

そして最後のステップは
怒りの感情を認めた上で、「私は本当はどうしたいのか」と問い掛けてみてください。

感情というのは声に出して認めてあげることで”消化”されます。
もしもその時、嫉妬の感情があったとしても、その感情を言葉に出してちゃんと認めてあげることで
スーっと消えていくものなんです。
そうすることによって自分の奥の”本当の気持ち”に気づけたりします。
逆に感情を押し殺したままにするとどんどん蓄積されていき、いつまでたっても本当の気持ちにはたどり着けません。

表面的には怒りや嫉妬の感情だったとしても、実は心の奥の感情って、”素直でシンプル”なものです。
「安心したい」「もっと一緒にいたい」「もっと愛されたい」
これらは、パートナーのことを愛しているから出てくる甘えた感情ですよね。

嫉妬の感情は本心ではなく表面的に出てきてしまうだけのものであって
ちゃんと消化してあげることでその奥の本当の感情が分かるということなんです。
ただ、純粋に大好きなだけかもしれません。

嫉妬や喧嘩って、その時はものすごくヒートアップして人格も変わってしまったり自分自身が一番疲弊してしまいます。
本気で別れを覚悟したけど、翌日にはお互いケロっとしていたりするものですよね。
それは、感情を出し切って消化したということなんです。
大事なのは、そのあとに自分の奥底に眠っていた彼に対する感情に気付いてあげることです。

最後に


この原理をご理解いただけたでしょうか?
”自己受容”とは自分のポジティブな感情とネガティブな感情をすべてありのまま受け入れることです。
嫉妬心や怒り、つらいことや傷つくことにも恐れず、自分の感情としっかり向き合うことも大切です。
そして自分自身と本音で対話することが出来るようになることで”自分自身がよき理解者”となり自己受容ができるようになります。
ゆっくりで大丈夫です。自身の弱さを自分で否定しないで寛大な気持ちで受け入れていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。





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